ブランディングとは、企業や商品、サービスの価値を高め、顧客や取引先、社会全体に独自のものとして認識してもらうことで、他社と差別化を図る活動のことです。
例えば、クッキーを自作してメルカリで販売することは比較的容易に想像できますが、クッキーの有名ブランドを作るという話になると、やはり少しやり方が違いますね。普通の白いTシャツを安く購入するニーズと、有名ブランドのTシャツを購入するニーズは明らかに異なります。時間がわかればなんでもいいという理由で安い時計を購入する場合とプレミアがついたROLEXの時計を購入する理由は異なるものです。末永くビジネスを展開していくためには、それが一過性のものであってはならないのです。一過性で終わってしまうということは、その分だけ結果的に労力が必要になるということです。要するに効率が悪いということです。それだけではありません。一度ついてしまったイメージはなかなか変えられません。例えば、吉野家が高級牛丼の路線にある日突然変更しても、なかなか市場には受け入れられないものでしょう。一度安売りを始めたら、ずーと安売りを続けるしかなくなるということです。儲からなくてもやり続けたいというなら、それでもかまいませんが、いずれ疲弊して嫌になってしまうものです。趣味なら別ですが、せっかくやるからには、利益を出したいと思うのが自然な考え方でしょう。やはり、ブランディングは大切なビジネス手法だと思います。
ブランディングの目的やメリットには、次のようなものがあります。
顧客のイメージや共感性を高める
付加価値の向上
長期的な利益の確保
プロモーション活動への依存脱却
経営方針や企業理念の発信
企業の社会的価値の向上
HTD代表の渡邊ソウイチロウは、ファッション業界で培ってきたブランディングをもとに長年にわたって事業展開をしています。常にひとつひとつの事業のコンセプトを明確にして、マーケットを選定し、デザインを行います。人の心理をベースにWEBサイトを構築します。SNSがあるからホームページなど不要だという考え方もわかりますが、ホームページはあくまでターミナル基地であって、ハブのようなものです。常に総合的なWEB戦略の中心に位置されるべきものと考えています。
ブランディングの活動には、次のようなものがあります。
企業や製品のアイデンティティを定義する
イメージを構築・管理する
ロゴや広告、アプリ、パッケージなど、さまざまな接点に戦略を落とし込む
ブランディングとマーケティングは関連し合いながら、市場における優位性の確保に貢献し、企業経営を安定化させなくてはなりません。また、商品やサービスだけではなく、個人をブランディングする場合もあります。その人と他の人との違いを明確にすることで、その人ならではの価値を印象付ける活動も「ブランディング」と呼ばれます。「パーソナルブランディング」や「セルフブランディング」とも呼ばれます。
「ブランディング」は目に見えないものですから、なかなかわかりにくいものかもしれません。私たちは、「ブランディング」によって、結果として「ハッピー&リッチ」なあなたをプロデュースすることを目指しています。「ブランディング」の価値がわかる方だけ、ご相談ください。 |